ミニマリストは片付け過ぎ?

ミニマリストに学ぶ片付け

ミニマリストに学ぶ片付け 片付けに関して、最近注目されているのがミニマリストです。ミニマリストというのは、生活するにあたり最低限必要な物しか持たないという主義で、部屋はどちらかというと殺風景な印象です。今は何でもお金を出せば購入できますし、家電や電気製品もどんどん高性能で便利になっているため、便利な生活や、物で溢れた生活が当たり前になっています。ミニマリストは、本当に必要な物を最小限しか持ちません。例えば家に寝に帰るだけという人の場合は、部屋の中に物が少ないのもなんとなく分かりますが、ミニマリストは毎日その部屋生活をしているにも関わらず、寝室にはベッドだけ、リビングにはソファーだけとか、テーブルとイスだけという、本当にシンプルな部屋になります。

ミニマリストは余計な物は持たず、最低限必要な物だけを数点だけにするため、部屋がとても広く見えます。1人暮らしと家族での違いもありますが、1人暮らしのミニマリストは本当に物が少なく、キッチンには何もおいていないので、引越し直後や引越し前のような印象すらしています。家族で暮らす場合は、多少家具は増えますが、それでもダイニングにはテーブルと椅子、リビングにはソファーとテレビ、キッチンは毎日料理をしていても、最低限の調理器具や食材は全て冷蔵庫や棚に収納するので、ほとんど何も見えない状態です。

同じ間取りでも汚部屋とミニマリストの部屋では、広さが全く違うように見えます。物があると圧迫感などもありますが、シンプルで最低限のミニマリストの部屋は、最初から片付ける必要がないくらいシンプルです。片付けという意味でいえば、掃除機をかける程度で、物を片付けるという事はほとんどないから、片付けが苦手な人はミニマリストの考え方を取り入れてみるのもいいかもしれません。

ただし今まで物にあふれて生活していた人が、突然ミニマリストの生活を目指してもおそらくギャップが激しすぎてうまくいかないでしょう。汚部屋とミニマリストの部屋は極端な例ですが、片付けが楽な部屋を目指すなら、物を最低限に抑えるというミニマリストの主義は理にかなっています。

片付けが苦手なら、片付けをほとんどしなくてもいい状態にしておく事も必要なのかもしれません。いきなりミニマリストを目指すのは無理でも、少しずつ物を減らしていけば、片付けが苦手な人も、片付けやすい部屋を目指せます。ミニマリストまで行かなくても、物を出さず収納場所に戻しておけば、スッキリします。

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